脳内の [ハマる 回路]アルコール ニコチン 薬物 その他依存
アルコールが脳に及ぼす影響については以前に書きましたが
実は 抗うつ剤や精神安定剤 などの 処方薬も同じなのです
アルコール タバコのニコチン カフェイン 各種 危険ドラッグ 精神安定剤 抗うつ剤- – –
普通だったら脳はブドウ糖しか受け付けず 異物侵入を防ぐ [血液脳関門 ]という防御システムの 網で 守られているものなのですが それを くぐり抜けて侵入するのです
[血液脳関門] は は脂肪の厚い膜でできておりアルコールは脂肪に溶けるためこの フィルターである 脂肪の厚い膜 をすり抜けてしまいます
脳内ではアルコール脱水素 酵素がアルコールを分解しますが 飲酒スピードに追いつけなくなると
アルコールが [ニューロン]の 神経細胞膜 を溶かして
シナプス間を伝わって行く神経伝達物質にも影響を及ぼし 情報を狂わせてしまいます
また他の薬物は 通過可能になるような科学的加工が施されて いるので 脳内 に入ってしまいます
そして通過した薬物は神経細胞の情報伝達に 想像を絶する 多大な影響を与えます
神経伝達物質の( ドーパミン .ノルアドレナリン. セロトニン- -)
どれにでもなりすまし 神経系を をコントロールされて
しまうのです
* アルコールは複雑です – – その一部ですが 神経の興奮を
抑制する GABA 神経の働きを 弱めてしまうため 抑制が
効 かなくなったりします 海馬の萎縮なども見られます
* アヘン系の薬物は – – 恍惚感をもたらすエンドルフィンの
[偽物]として働き始めます
* ニコチンは – – – 覚醒や学習に関わる アセチルコリンの
[偽物] として作用します
( 大脳辺縁系- – 大脳の中心で 海馬 扁桃体 帯状回 などを含む)
厄介なのはこれらの薬物を使用 することにより
[大脳辺縁系] をめぐる ネットワークが 出来てしまい
いわゆる [ハマる回路] が出来上がります
これらの回路がフル稼働した状態が [普通]になると
それを繰り返し さらに エスカレートしていきます
– – – そして 補給されなくなると[禁断症状]が出ます
これは薬物だけではなく – – –
ギャンブルのスリルや 拒食をつづけた時のハイな 躍動感
過食による心の慰め
リストカットをして まるで 浄化されたかのような感覚- –
これも同じ脳内の[ハマる回路]で繰り返しされます
医師の処方する薬であっても一度 向精神薬や精神安定剤
を常用するようになると なかなか抜けれないのは こんな
[ハマる回路]があるからです
最近は精神科の 町医者が 異常に増えて 医者に行けば
簡単に ストレス 軽減のために 薬を 手に入れられます
常用する人が増えています
私は15年くらい前に専門学校で教鞭をとっていましたが
うつ病で 薬まみれになり 学校を辞めていく学生の多い事!
症状が改善されないので 内科~ 心療内科~ 精神科
– – 結局8種類もの薬を飲み続け 廃人のようになりました
これは10代の 建築専門学校生 の話です
中学生から 精神科の処方薬 を飲んでいる 少年たちもいます
SNS の普及で 全く見えない敵からの 多角的な攻撃も多いですね ストレスを コントロールするのは 難しいですが- – –
薬物中毒 にならないように !
心当たりのある方はぜひ自分の生活を見直してみましょう